NZ11月住宅建設許可件数予想
(今回発表予想)01月18日10時30分現在
2016年10月現在までの推移と3ヶ月移動平均(前月比ベース、緑はゼロ)
NZの住宅建設許可件数は毎月のボラティリティが非常に高く、最近になり変動幅が少なくなっています。また、過去の発表後数値も変動幅が大きいほど、翌月以降の修正幅も大きく、出た数値にそのまま反応するのは危険な様です。トレンドを見て経済の流れを追っていく形になります。NZの住宅事情は豪州同様に価格で高値を打ち、現在は調整中の様です。上図の移動平均線もやっとゼロまで回復しています。例年10月〜12月は安定的にプラスですので、季節要因から勘案すると悪いものではなさそうです。
NZドル/米ドルは、シカゴの大きなショートポジションの持ち高調整からNZ買いが強まっています。週初の0.7090米ドル付近から現在は2番目の抵抗線である0.72米ドル付近で推移しており、ここを抜けると一段の上値トライになります。次は0.7260〜0.7300米ドルゾーンに抵抗線あり、この水準は非常に強くなっています。仮にここを上抜くと、短期はNZドル中立となり暫くレンジになりそうです。一方で下値は抵抗線だった0.7150〜60米ドルがサポートになり、更に0.7080米ドルが強くなっています。上記の数値が大きくぶれない限りは、0.7150〜0.7260米ドルレンジで推移すると思われます。(1NZドル=0.7200米ドル、1月18日11時11分)
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