日経平均19,000円割れドル円113円近辺
メイ首相20:45から演説
トランプ大統領の就任式を前に、本日行われる英メイ首相の演説(日本時間20:45に開始とされる)が、にわかに大イベントとして増長、本日東京市場でもドルと株を下落させました。
日経平均は、「ハードブレグジット」への懸念が今日も払拭できないままに続落、281円安の18.813円で終了しています。ロンドンに拠点を置き英国がEUを完全に離脱する形となると影響を受けやすい金融株などを中心に売りが集まりました。
ドル円は本日東京時間にはほぼ日経平均とパラレルな動きを示し、海外時間に入って113円割れ寸前のところまで下落しています。
ポンドは演説前に反発
英国のEU離脱は規定路線であり、いまさら感は無きにしも非ずですが、それだけ市場にソフトブレグジットへの期待が多く残っていたということでしょうか。
ただ、演説の前にすでに政府筋から内容の骨子のかなりの部分が伝えられており、演説で更なるサプライズがなければ、離脱への明確な道筋が示され不透明感が払拭されることで、ポンド、株価などが反発する可能性は十分にあるものと思われます。
先ほど発表された、英国の12月の消費者物価指数、生産者物価指数等の指標は概ね良好だったことから、ポンドは対ドルで1.21台後半まで反発しています。
序盤の欧州株価指数先物は軟調に推移
今晩22:30にはニューヨーク連銀製造業景況指数の発表があり、その後22:45からは同連銀のダドリー総裁の講演が予定されています。
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