ハードブレグジット懸念再燃で株安円高(1月16日)

本日の東京市場では、米市場が休場かつ週末に大統領就任式を控え、調整主体の展開となりました。

ハードブレグジット懸念再燃で株安円高(1月16日)

ハードブレグジット懸念再燃で株安、円高

本日の東京市場では、米市場が休場かつ週末に大統領就任式を控え、調整主体の展開となりました。
朝方発表となった11月の本邦機械受注が事前予想を大きく下回る前月比-5.1%であったことに加え、週末の英紙報道でEU市場からの離脱が再度話題となったことからハードブレグジット懸念が再燃、リスク回避のセンチメントの広まりにポジション調整も加わって、日経平均は下落。終値は113円安い19,095円でした。
ドル円は日経平均下落にも午前中は持ちこたえていたものの、午後に入り下落、一時113.62と12月8日以来の安値をつけています。ただ、海外市場に入り1.20を割り込んでいたポンドがやや戻したことから114円台を回復しています。

トランプ氏の大統領就任を前に、ただでさえ調整の入りやすい地合いに、17日に予定される演説では英メイ首相がEUの関税同盟からの脱退を表明するのではないかとの憶測が流れていて、リスクオフの流れです。
今晩は米市場がルーサーキング牧師誕生日の祝日で休場のため、積極的な取引は控えられるものと思われますが、市場が薄いこともあり特に円高方向へのチョッピーな動きには警戒が必要です。

今晩海外市場では19:00に欧州圏の貿易収支の発表がある程度で大きな指標の発表は予定されていません。27:30に英中銀カーニー総裁が講演予定です。序盤の欧州株価指数先物はリスク回避の動きに、ほぼ全面安の様相。

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