ユーロ円 下値リスクが高い状態続く(24/12/3)

チャートを見ると、直近の日足は続落し、上値を急角度で切り下げています。

ユーロ円 下値リスクが高い状態続く(24/12/3)

下値リスクが高い状態続く

昨日の海外市場では、米製造業景気指数が48.4と市場予想を上回ったこと、フランスの政局混迷や日欧金利差縮小観測にユーロが対ドル、対円で売られる展開となりました。ウォーラーFRB理事が講演で「12月のFOMCで追加利下げの支持に傾いている」とコメントしたことから、対円中心にドル売りとなり、ユーロ/円も156円台半ばまで続落し、157円台まで小反発して終えました。

下値リスクが高い状態続く

チャートを見ると、直近の日足は続落し、上値を急角度で切り下げています。下値トライには失敗しましたが、トレンドが弱く大幅反発にも繋がり難い状態にあり、159円台を回復して終えるまでは下値リスクがより高い状態です。また159円台を回復して引けた場合でも上値を切り下げる流れに変化なく、164円台に乗せて終えるまでは下値リスクを残します。逆に、155.80-90に週足の抵抗が、155.00±10銭に日足の下値抵抗が控えていますが、全て下抜けて終えた場合は150円方向への新たな下落リスクが生じます。
上値抵抗は157.50-60,158.00-10,158.40-50に、下値抵抗は156.40-50,156.00-10,155.80-90,155.50-60にあります。

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