ユーロ円 下値抵抗を守って小反発。トレンドは“弱気”変わらず(24/12/4)

昨日の海外市場では、韓国で尹大統領が「非常戒厳」を布告したことを受けて、リスク回避の円買いが強まり、ユーロ/円は156円台前半まで連れ安となりました。

ユーロ円 下値抵抗を守って小反発。トレンドは“弱気”変わらず(24/12/4)

下値抵抗を守って小反発。トレンドは“弱気”変わらず

昨日の海外市場では、韓国で尹大統領が「非常戒厳」を布告したことを受けて、リスク回避の円買いが強まり、ユーロ/円は156円台前半まで連れ安となりましたが、本日早朝には議会による非常戒厳解除の決議案が可決され、これを受けて円の売戻しの動きが強まり、157円台前半に戻して引けています。

下値抵抗を守って小反発。トレンドは“弱気”変わらず

チャートを見ると、直近の日足は実体が小さく上下にヒゲのある陽線引けとなりました。上下の抵抗にぶつかって寄り付き水準に戻した形となっており、短時間ではこの陽線の値幅内(高値157.98〜安値156.18)に留まる可能性が高いと見られます。トレンドが弱いので大幅な反発にも繋がり難いものの、156.00〜156.20に強い下値抵抗が出来ており、これを下抜け、さらに155円を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。
上値抵抗は157.50-60,158.00-10,158.40-50に、下値抵抗は156.40-50,156.00〜156.20,155.80-90,155.50-60にあります。155円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。

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