ユーロ円 下げ渋り。下値リスクが高い状態続く(24/11/14)

ユーロ/円はドル/円の上昇に連れて164円台半ばまで反発し、164円台前半で引けました。

ユーロ円 下げ渋り。下値リスクが高い状態続く(24/11/14)

下げ渋り。下値リスクが高い状態続く

昨日の海外市場では米10月CPIが前年同月比2.6%と市場予想の範囲内に収まり、利下げ継続期待からドル/円が売られ、ユーロ/円も163円台後半まで連れ安となりましたが、米ダラス連銀総裁、米セントルイス連銀総裁のタカ派的な発言や、次期トランプ政権による経済政策がインフレや財政悪化につながるとの思惑も消えず、長期金利が上昇すると、ドル/円は155円台後半まで上昇、ユーロが対ドルで終日弱含みの展開となる中、ユーロ/円はドル/円の上昇に連れて164円台半ばまで反発し、164円台前半で引けました。

下げ渋り。下値リスクが高い状態続く

チャートを見ると、直近の日足は十文字の寄せ線に近い形の足となり、上下の抵抗を攻めきれずに寄り付き水準に戻して終えています。下値を若干切り上げていますが4手前の大陰線の値幅内に留まっており、下値リスクがより高い状態に変わりありません。ドル/円のトレンドが円安のため、ユーロ/円の下値余地も限られる展開となっていますが、短期トレンドは165.50超えに実体を戻さない限り、下値リスクがより高い状態です。また、これをクリアしても166.50-60の抵抗を上抜けて終えない限り“ユーロ強気”に変化しません。
上値抵抗は164.60-70,165.00-10,165.30-40に、下値抵抗は163.60-70,163.30-40,162.50-60,162.00±10銭にあります。全て下抜けた場合は新たな下落リスクが生じます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る