ユーロ円 上値余地を探る動き。下値リスクを残した状態(24/11/15)

チャートを見ると、直近の日足は実体の小さい陽線引けとなり上値余地を探る動きに繋げています。

ユーロ円 上値余地を探る動き。下値リスクを残した状態(24/11/15)

上値余地を探る動き。下値リスクを残した状態

昨日の海外市場では米10月生産者物価指数(PPI)が予想を若干上回ったこと、パウエルFRB議長が利下げを急がない姿勢を示したことから、ドル/円を中心にドルが買われ、これに連れてユーロ/円も164円台前半から164円台後半まで連れ高となりましたが、ユーロが対ドルで反落したことから、164円台前半まで押し戻されて引けています。

上値余地を探る動き。下値リスクを残した状態

チャートを見ると、直近の日足は実体の小さい陽線引けとなり上値余地を探る動きに繋げています。下値を若干切り上げていますが、165.40-50に強い上値抵抗が控えており、165.50超えで終えない限り、下値リスクがより高い状態です。また、165.50超えで終えた場合でも166.10-20,166.50-60に一段と強い抵抗が控えており、これらをクリアして166.60超えで終えるまでは下値リスクを残します。
一方下値は、163.90-00,163.60-70,163.30-40にやや強い抵抗が出来ており、下値余地も限られる展開が予想されますが、全て下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して、下値余地がさらに拡がり易くなります。
上値抵抗は165.00-10,165.40-50,166.10-20に、下値抵抗は164.20-30,163.80-00,163.60-70,163.30-40にあります。

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