小反発。上値余地が限られる可能性
昨日の海外市場では、リッチモンド地区連銀総裁、ミネアポリス地区連銀総裁らの米経済に対する楽観的な見方にFRBの利下げが緩やかになるとの観測や、トランプ政権の経済効果への期待が続き、米金利が上昇しドル全面高となりました。
一方ユーロは11月独ZEW景況感指数が7.4と前回の13.1から大幅な落ち込みとなり、ユーロ売りに繋がりました。
ユーロ/円は、日米金利差を意識した円売りが勝り、小幅上昇して引けました。
チャートを見ると、直近の日足は小陽線で終えています。単体では上昇エネルギーの強いものでなく、短期トレンドが弱い状態に変わりありませんが、163.30-40にやや強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。短期トレンドは“ユーロ弱気”の流れにありますが、165.50-60の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、166.10-20、166.50-60の抵抗を全て上抜けて終えれば“ユーロ強気”に変化して、上値余地が拡がり易くなります。
上値抵抗は164.50-60,165.00-10,165.30-40に、下値抵抗は163.30-40,162.50-60,162.00±10銭、161.10-20にあります。
オーダー/ポジション状況
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