短期トレンドが変化。上値余地が限られる可能性
昨日の海外市場ではNY市場がベテランズデイで債券市場が休場の中、トランプ政権への経済効果への期待からドル/円が上昇、方やユーロはドイツの政局不安やトランプ政権による関税策が欧州経済へ及ぼす悪影響への懸念から対ドル、対円で売られる展開となり、ユーロ/円は164円台半ばから163円台後半に押し戻されて引けています。
チャートを見ると、直近の日足は前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値トライに失敗して実体の小さい陰線引けとなりました。また、前日の大陰線が短期トレンドに変化を生じさせており、下値リスクが高い状態にあります。162.00-10に強い下値抵抗がありますが、割り込んで終えた場合は160円トライへ。短期トレンドは165.50-60の抵抗を上抜けて終えれば“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが若干後退しますが166.50-60の抵抗を上抜けて終えない限り、“強気”の流れに戻すことが出来ません。
上値抵抗は164.00-10,164.30-40,164.60-70,165.00-10,165.30-40に、下値抵抗は163.10-20,162.50-60,162.00±10銭、161.10-20にあります。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.21
東京市場のドルは154円台後半で推移、今晩も要人発言で上下に動く可能性アリ(24/11/21)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、時間外の米10年債利回りも上げ一服となったことでドルは一時154円台を付ける場面も見られた。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.11.21
ドル円 地政学リスクくすぶるも再びレンジの様相に(11/21夕)
東京市場は一転してドルが弱含み。とくに終盤下げ足を速めている。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:川合 美智子
2024.11.13
ユーロ円 小反発。上値余地が限られる可能性(24/11/13)
ユーロ/円は、日米金利差を意識した円売りが勝り、小幅上昇して引けました。
-
ユーロ(EUR)の記事
Edited by:山中 康司
2024.11.11
ユーロ ユーロはドイツの政局流動化による下げに注意(週報11月第2週)
週末を控えてドイツの政局流動化の動きからユーロ売りが目立ち、週間安値に近づいての週末クローズとなりました。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。