短期トレンドが変化。上値余地が限られる可能性
昨日の海外市場ではNY市場がベテランズデイで債券市場が休場の中、トランプ政権への経済効果への期待からドル/円が上昇、方やユーロはドイツの政局不安やトランプ政権による関税策が欧州経済へ及ぼす悪影響への懸念から対ドル、対円で売られる展開となり、ユーロ/円は164円台半ばから163円台後半に押し戻されて引けています。
チャートを見ると、直近の日足は前日足から上寄りのスタートとなりましたが、上値トライに失敗して実体の小さい陰線引けとなりました。また、前日の大陰線が短期トレンドに変化を生じさせており、下値リスクが高い状態にあります。162.00-10に強い下値抵抗がありますが、割り込んで終えた場合は160円トライへ。短期トレンドは165.50-60の抵抗を上抜けて終えれば“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが若干後退しますが166.50-60の抵抗を上抜けて終えない限り、“強気”の流れに戻すことが出来ません。
上値抵抗は164.00-10,164.30-40,164.60-70,165.00-10,165.30-40に、下値抵抗は163.10-20,162.50-60,162.00±10銭、161.10-20にあります。
オーダー/ポジション状況
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