ユーロ円 上値余地を探る動き(24/10/23)

チャートを見ると、直近の日足は小陽線で終え小幅続伸しました。

ユーロ円 上値余地を探る動き(24/10/23)

上値余地を探る動き

昨日の海外市場では、新規材料難の中、リッチモンド連銀製造業指数が市場予想を上回る改善を示したこと、長期金利が上昇したこと、IMFの経済見通しでアメリカが上方修正される一方で日本が下方修正され、ドル/円は上昇しました。方や、ユーロはポルトガル中銀総裁の「データがより速い軌道を示唆すれば大幅利下げ検討の可能性」との発言や、IMF年次総会でのラガルド総裁、レーンECBチーフエコノミストのハト派的な発言などを受けて対ドルで売られ、ドル独歩高、円全面安の流れが継続し、ユーロ/円は小幅続伸して引けました。

上値余地を探る動き

チャートを見ると、直近の日足は小陽線で終え小幅続伸しました。上値トライの可能性に繋げていますが、実体も小さくまた、163円台の抵抗を上抜け切れておらず、レンジ内での揉み合い状態から抜け出していません。但し、163.70-80の抵抗をクリアして164円台に乗せて終えれば揉み合いから上抜けて165〜166円台の抵抗をトライする動きが強まり易くなります。この場合でもユーロが対ドルで弱気の流れにあることから、急伸にも繋がり難いと見られます。一方下値は、162.50-60に日足の下値抵抗がありますが、これを下抜けて終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。さらに161.50以下で終えた場合は、9/16に付けた155.15を基点とする短期的なサポートラインを完全に下抜けることや、レンジ内での揉み合いからも下抜けた形となり、ユーロの下落余地が一段と拡がり易くなります。
上値抵抗は163.70-80,164.20-30,165.10-20に、下値抵抗は162.50-60,162.10-20,161.60-70にあります。

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