3. ユーロ円　上値余地を探る動き。レンジ内での揉み合いを抜け出せない状態(24/10/22)

ユーロ円　上値余地を探る動き。レンジ内での揉み合いを抜け出せない状態(24/10/22)

チャートを見ると、直近の日足は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。

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ユーロ円　上値余地を探る動き。レンジ内での揉み合いを抜け出せない状態(24/10/22)

上値余地を探る動き。レンジ内での揉み合いを抜け出せない状態

昨日の海外市場では、米景気先行指数が前月比▼0.5%と市場予想を下回りましたが、これには反応せず、接戦となっている米大統領選でトランプ氏が僅差で有利との報道や、ローガンダラス地区連銀総裁やカシュカリミネアポリス地区連銀総裁の「段階的な利下げを支持」する発言に長期金利が上昇し、ドル全面高、円独歩安の展開となりました。結果的にアジア市場でじり高となり、162円台半ばで推移していたユーロ/円は一段高となり163円台に乗せて終えました。

上値余地を探る動き。レンジ内での揉み合いを抜け出せない状態

チャートを見ると、直近の日足は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。162.00-10の下値抵抗に跳ね返されており、この反動で163.30超えの抵抗をトライする動きが強まると見られますが、レンジ内での揉み合いから抜け出しておらず、上値抵抗を抜けきれない可能性にも注意が必要です。
163.30-40，163.70-80の抵抗を全てクリアして164円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。逆に162円を割り込んで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、161.50以下で終えた場合はレンジ内での揉み合いから下抜けることや、9/16に付けた155.15を基点とするサポートラインも下抜けて短期トレンドが変化して下落余地がさらに拡がり易くなります。
上値抵抗は163.30-40，163.70-80，164.20-30，164.80-90，165.10-00に、下値抵抗は162.50-60，162.20-30，161.60-70，161.10-20にあります。

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