ドル円150円台後半、最近の高値圏でのもみ合い (10/22午前)

22日午前の東京市場でドル円は高値圏でのもみ合い。

ドル円150円台後半、最近の高値圏でのもみ合い (10/22午前)

ドル円150円台後半、最近の高値圏でのもみ合い

22日午前の東京市場でドル円は高値圏でのもみ合い。朝方、150.84レベルで取引の始まったドル円は、序盤は軟調に推移し、10時過ぎには一時150.50の安値をつけました。しかし、その後は時間外の米10年債利回りが上昇し、一時4.20%台をつけたのに合わせドル円も上昇12:20頃には高値を150.97まで伸ばしています。

日経平均株価は、昨晩米市場でNYダウが下落したことを受け売りが先行。本邦長期国債利回りの上昇等も嫌気され、また、衆院選が与野党接戦となる中、政局先行き不透明感からのポジション縮小も加わって、ほぼ全業種で下落、下げ幅は一時700円を超えました。その後は買い戻しも出て、555円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、大統領選接戦州でのトランプ候補の優勢が伝えられ、また、米金利引き下げ観測が後退し、米長期金利が上昇する中で、ドル円は欧州序盤の149円台前半からほぼ一方向に上昇。米国序盤には150円台を回復しましたが、本邦当局から目立った反応もなく、終盤にかけてもそのままドル買いが進行。一時150.89の高値をつけ、ほぼ高値圏の150.84でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩から本日午前にかけての上昇で、90日線を突破、一目均衡表の「雲」の上に出てくるなど、強いドル買い地合いとなっています。151.35レベルの200日移動平均線も十分射程内にあり、ここを上抜けるとドル買いが加速する可能性があることから、本日終値レベルの位置関係に注目です。 

ドル円150円台後半、最近の高値圏でのもみ合い

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