ユーロ円 上値余地を探る動き。レンジ内での揉み合い変わらず(24/10/17)

チャートを見ると、直近の日足は寄せ線で終え、寄り付き水準に戻して引けています。

ユーロ円 上値余地を探る動き。レンジ内での揉み合い変わらず(24/10/17)

上値余地を探る動き。レンジ内での揉み合い変わらず

昨日の海外市場では英CPIが+1.7%と市場予想を下回ったことやECBの継続的な利下げ観測が浮上していること、一方日本については安達審議委員が「段階的な利上げを極めて緩慢なペースで行う必要がある」との見解を示したことが円売りに繋がって、ドルが全面高の展開となり、結果的にユーロ/円は上下にともに限られる動きとなり、寄り付き水準近辺で引けました。

上値余地を探る動き。レンジ内での揉み合い変わらず

チャートを見ると、直近の日足は寄せ線で終え、寄り付き水準に戻して引けています。方向性を示すものではありませんが、下値を切り上げる流れを維持しており、また、日足の下値抵抗が161.90-00にあることから、これを支えとして上値トライの可能性を残した状態です。但し、161.50以下で終えた場合はレンジ内での揉み合いから下抜けることや、9/16に付けた155.15を基点とする短期的なサポートラインも下抜けるため、短期トレンドが変化して下値余地が拡がり易くなります。逆に163.30-40,163.70-80の抵抗を全てクリアして164円台に乗せて終えれば揉み合い状態から上抜けて165円超えトライへ。
上値抵抗は163.00-10,163.30-40,163.70-80,164.20-30に、下値抵抗は161.90-00,161.60-70,161.00-10にあります。

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