上値トライの動き
昨日はNY市場休場の中、東京市場では小動きでしたが、欧州勢参入後は、先週末に発表された米個人消費支出(PCE)物価指数が予想の範囲内だったものの、その後に発表された、シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回り、長期金利が上昇して大幅な利下げ期待がやや後退したことや、週末の米雇用統計発表を前に、ドル/円を中心にポジション調整のドル買い/円売りが強まり、ユーロ/円もこれにつれ高の展開となりました。ユーロ/円は161円台前半から162円台後半まで上昇して引けています。
チャートを見ると、直近の日足陽線引けとなり、続伸して終えています。また、直近の陽線が162.50超えで終えており、短期トレンドの変化が確定的となっています。中期トレンドがまだ弱いことや、163.70-80にやや強い抵抗がありますが、これをクリアして164円台に乗せて終えれば8/16に付けた戻り高値163.88を上抜けて、一段の上昇に繋がり易くなります。上値抵抗は、163.10-20,163.70-80,164.00-10に、下値抵抗は162.00-10,161.70-80,161.30-40,161.00-10にあります。160円を割り込んで終えた場合は再び下値リスクが点灯します。
オーダー/ポジション状況
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