ドル円、一時147円台に乗せるも反落、連休明けの米国勢の出方待ち (9/3午前)

3日午前の東京市場でドル円は上昇後に反落。

ドル円、一時147円台に乗せるも反落、連休明けの米国勢の出方待ち (9/3午前)

一時147円台に乗せるも反落、連休明けの米国勢の出方待ち

3日午前の東京市場でドル円は上昇後に反落。朝方、146.91レベルで取引の始まったドル円は、序盤146円台後半でもみ合いとなりましたが、時間外の米長期金利が高寄りすると上値を試す展開となり、実需とみられるドル買いも加わって、10時前に高値147.21をつけました。その後は米長期金利が低下に転じた事等で反落。一時146.57の安値をつけて、東京時間正午現在は146.65での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場休場で材料難の中、147円台への円安進行を手掛かりに、輸出関連株、金融等が買われ、上げ幅は一時200円を超えました。その後は利食い売りも出て、86円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、米市場がレイバーデーの祝日で参加者が限られる中で、ドル円は欧州時間までは、先週末米市場での上昇の余波が続き、上昇基調を維持。欧州終盤にかけ一時147.17の高値をつけました。米国時間帯は流動性の低下から値動きは限られ、146円台後半に小幅反落し、146.91でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨日の上昇で21日移動平均線をクリア。ドル売り地合いが弱まっています。本日146.12付近の21日線がサポートに転じており、連休明けの米国勢復帰後、148.46の転換線や、8月半ばに跳ね返された149円台半ばの強めのレジスタンスを目指す動きとなるか注目されます。

一時147円台に乗せるも反落、連休明けの米国勢の出方待ち

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