3. ユーロ円　上値余地を探る動きが継続。下値リスクを残した状態（24/8/14）

ユーロ円　上値余地を探る動きが継続。下値リスクを残した状態（24/8/14）

直近の日足は小陽線で終え小幅続伸して引けました。

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ユーロ円　上値余地を探る動きが継続。下値リスクを残した状態（24/8/14）

上値余地を探る動きが継続。下値リスクを残した状態

昨日の海外市場では独8月ZEW景気期待指数が19.2と前月の41.8から大幅な落ち込みを示したことからユーロ売りとなり、ユーロ/円も160円台後半まで小緩む場面がありましたが、NY市場で発表された米卸売物価指数が前月比0.1％、前年同月比2.2％と市場予想を下回ったことから長期金利が低下し、ドル売りが優勢となり、ユーロが対ドルで上昇に転ずるとユーロ/円もつれ高となり、161円台後半へ反発して引けました。

上値余地を探る動きが継続。下値リスクを残した状態

チャートを見ると直近の日足は小陽線で終え小幅続伸して引けました。
上値余地を探る動きが継続中ですが、上値を切り下げる流れから上抜けておらず、下値リスクを残した状態です。7/11に付けた175.42を基点とする短期的なレジスタンスラインが163円台前半に位置していますが、日足が163.50超えで終えれば下値リスクが後退します。しかしこの場合でも、週足が167.50超えで越週するまでは“ユーロ強気”に変化せず、下値リスクを残します。また、160円台を維持出来ずに終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。さらに158円を割り込んで終えた場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が生じて、ユーロの下落幅拡大に繋がり易くなります。
上値抵抗は161.90-00，162.60-70，163.20-30に、下値抵抗は160.90-00，160.50-60，160.00-10，158.90-00，158.10-20にあります。

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