ユーロ 下値リスクを残した状態。8/5で底打ちした可能性も(24/8/8)

ユーロ/円は160円台前半まで押し戻されて引けています。

ユーロ 下値リスクを残した状態。8/5で底打ちした可能性も(24/8/8)

下値リスクを残した状態。8/5で底打ちした可能性も

昨日の東京市場で内田日銀副総裁の「金融市場が不安定な状況で利上げしない。当面、現在の水準で金融緩和を続けていく必要がある」とのコメントを受けて、円の売り戻しの動きが強まりドル/円が144円台後半から147円台半ばに反発した流れを受けて、ユーロ/円も158円台前半から161円台まで急反発しましたが、海外市場に入ると低調な米10年債入札を受けて長期金利が上昇し、株式市場への影響も懸念されて、リスク回避の円買いがやや優勢となる中、ユーロ/円は160円台前半まで押し戻されて引けています。

下値リスクを残した状態。8/5で底打ちした可能性も

チャートを見ると直近の日足は寄付き安値の陽線で終え、上値トライの可能性に繋げていますが、上値を切り下げる流れには変わりなく、下値リスクを残した状態です。
一方で2022年3月に付けた124.40を基点とする中・長期的な週足のサポートラインが157円台半ばに位置しており、これを実体ベースでは守っていることから、8/5の154円台前半までの下げがオーバーシュートであった可能性が点灯中です。但し、157円を割り込んで終えた場合は、重要ポイントの下抜けが明らかとなり、底打ち、反転の流れを打ち消して150円方向への新たな下落リスクが生じます。
上値抵抗は160.30-40,161.00-10,161.60-70,162.00-10に、下値抵抗は159.00-10,158.20-30,157.60-70,157.20-30にあります。

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