ドル円146円台半ば、未だ値動き荒く、午前中は1円超の「往って来い」(8/8午前)

8日午前の東京市場でドル円は146円を挟んでの荒い値動き。

ドル円146円台半ば、未だ値動き荒く、午前中は1円超の「往って来い」(8/8午前)

ドル円146円台半ば、未だ値動き荒く、午前中は1円超の「往って来い」

8日午前の東京市場でドル円は146円を挟んでの荒い値動き。朝方、146.68レベルで取引の始まったドル円は、時間外の米株先物の下落、米国債利回りの低下等に9時台にかけて2度にわたり145円台半ばを試す動きとなり、一時145.44の安値をつけました。しかし、その後米株、米長期金利ともに持ち直したことで買い戻され、146.87の高値をつけた後、東京時間正午現在は146.60での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が終盤下落に転じたことを受け、売りが先行。序盤の下げ幅は800円を超えました。しかしその後はエネルギー、不動産等、業種選別的に買い戻しが入り、前場引け近くになって前日終値レベルを回復。58円の小幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では序盤、リスク選好が回復し欧州株は大幅反発し、NYダウも一時400ドルを超え上昇しました。しかし、米国の10年債入札が低調な結果に終わったことで米長期金利が上昇。10年債利回りは一時3.97%台をつけ、NYダウは下落に転じています。ドル円は米国時間146円台後半から147円台後半でのもみあいが続き、方向感を見いだせないまま146.68でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、8/5の安値141.70からは約5円買い戻され、一旦底値は見たと考えられる状況。とはいえ、7/3高値161.95からは15円以上下げており、戻りは限定的です。
当面のレジスタンスは148.46レベルの転換線、161.95の高値からの下落のフィボナッチ38.2%戻しの149.44等。ドル円の値幅は縮まりつつあるものの、各市場とも未だ通常の値動きからはかけ離れた、ボラタイルな相場が継続しており、混乱鎮静化にはいましばらく時間を要しそうです。

ドル円146円台半ば、未だ値動き荒く、午前中は1円超の「往って来い」

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