ユーロ円 続落。下値リスクが高い状態続く(24/7/25)

ユーロは169円台から166円台前半まで大幅続落し、166円台後半に小戻して引けています。

ユーロ円  続落。下値リスクが高い状態続く(24/7/25)

続落。下値リスクが高い状態続く

昨日の海外市場では、日銀による国債買い入れ額の半減、利上げ観測報道による円の買戻しの動きが継続し、さらには米新築住宅販売件数、製造業PMIがいずれも予想を下回ったことから、ドル売り/円買いが一段と進みました。ユーロは対米ドルでは下げ渋りの展開となりましたが、クロス/円の調整が進む中でユーロ/円が売られる流れが続き、169円台から166円台前半まで大幅続落し、166円台後半に小戻して引けています。

続落。下値リスクが高い状態続く

チャートを見ると直近の日足は、大幅続落し上値を急角度で切り下げています。昨年12月に付けた153.23を基点とするサポートラインも下抜けており、強い下げエネルギーが働いた状態です。
短期トレンドが大きく変化しており、昨年3月に付けた138.83を基点とするサポートラインが位置する165円をトライする動きが強まると見られますが、トレンドが変化して日が浅いことから、下値リスクが高い状態にあり、165円台も守り切れずに終えた場合は中・長期的なサポートポイントである160〜162円方向への一段の下落リスクが生じます。短期トレンドは168.00超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、170円台を回復して終えない限り、下値リスクを残します。
上値抵抗は166.90-00,167.70-80,168.00-10に、下値抵抗は165.80-90,165.00-10,164.40-50にあります。全て下抜けた場合は一段の下落へ。

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