下値リスクが高い状態続く
昨日の海外市場では米中古住宅販売件数、リッチモンド連銀製造業指数などが予想を下回り、長期金利が低下したことや、日銀による国債買い入れ額の減額、利上げ観測による日欧米金利差縮小観測に、ドル/円、ユーロ/円が売られる展開となり、ユーロ円は168円台後半まで下落して安値圏で引けています。
チャートを見ると直近の日足は、安値引けの大陰線で終え、この足が昨年12月に付けた153.23を基点とするやや中期的なサポートラインを若干下抜けて終えており、新たな下落リスクが点灯中です。“ダマシ”となる可能性がありますが、168.00-10にある強い抵抗も割り込んで終えた場合は、トレンドの変化が確定的となり、昨年3月に付けた138.83を基点とするサポートラインが位置する165円方向への新たな下落リスクが生じます。
上値抵抗は169.30-40,169.60-70,170.40-50に、下値抵抗は168.50-60,168.00±10銭、167.10-20にあります。171円台を回復して終えない限り、短期トレンドは変化しません。
オーダー/ポジション状況
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