ユーロ円 上値の重い展開続く、調整下げの範囲内(24/7/17)

ユーロ円も172円台半ばまで押し戻されて引けました。

ユーロ円 上値の重い展開続く、調整下げの範囲内(24/7/17)

上値の重い展開続く、調整下げの範囲内

昨日の海外市場では、米小売売上高がマイナス予想に反して、前月比横ばいであったことからドル買いが優勢となり、ドル/円の上昇に連れてユーロ/円も172円台後半まで連れ高となりました。しかし、米利下げ観測に債券が買われる展開となり長期金利が低下したことから、ドル/円も小反落し、ユーロ円も172円台半ばまで押し戻されて引けました。

チャートを見ると直近の日足は小陽線で終え、上値余地を探る動きに繋げています。日足の形状は改善していませんが、下値を切り上げながら4手前の大陰線の実体内に若干入り込んでおり、底打ち、反転の可能性に繋げています。個々の日足が強い状態になく、下値リスクがより高い状態ですが、171.50-60にやや強い下値抵抗が出来ており、これを下抜けて終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。また、171.50割れを見た場合でも170.20-30,169.20-30に一段と強い下値抵抗が控えており、全て下抜けて終えない限り、短期トレンドは大きく変化しません。また、173.50超えで終えた場合は4手前の大陰線の半値戻しとなり、“ニュートラル”な状態に戻して調整下げが終了した可能性が点灯します。上値抵抗は172.90-00,173.10-20,173.50-60,174.00-10に、下値抵抗は172.00-10,171.50-60,170.80-90,170.20-30にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、169円割れで終えた場合は、短期トレンドの変化に要注意。

上値の重い展開続く、調整下げの範囲内

ユーロ円日足

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