“ユーロ強気”を維持
昨日は注目される経済指標の発表がなく、また、9日と10日にパウエルFRB議長の議会証言が、11日には米CPIの発表を控えており、様子見ムードが強い中、ユーロ/円は小確り推移しました。
チャートを見ると、直近の日足は前日足から下寄りのスタートとなりましたが、下値を攻めきれずに実体の小さい陽線で切り返しています。174.50台キープにも失敗しており、上値余地が限られる展開が予想されますが、下値を切り上げる流れを維持しており、トレンド自体は強気の流れを変えていません。6/14に付けた167.54を直近安値として下値を切り上げて来た短期的なサポートラインが173.40-50に位置していますが、これを割り込んで終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。逆に174.40-50の抵抗を終り値ベースで上抜けて終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。上値抵抗は、174.40-50,174.70-80,175.10-20,175.50-60に、下値抵抗は173.70-80,173.30-40,172.70-80,172.40-50にあります。全て下抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。
ユーロ円日足
オーダー/ポジション状況
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