ランド円ショートコメント(2016年12月19日)

ドルランドとドル円を比べると、12月1日始値時点ではドルランドが14.0856、ドル円は114.42でした。

ランド円ショートコメント(2016年12月19日)

ランド円ショートコメント

ランド円上昇トレンドにいったん踊り場を形成か

まず先週の振り返りですが、「8.20レベルをサポートに、8.50レベルをレジスタンスとする流れ」を見て、実際のレンジは安値が8.33レベル、高値が8.52レベルとなり、ほぼ予想レンジの中で下値が限定的な一週間となりました。

ドルランドとドル円を比べると、12月1日始値時点ではドルランドが14.0856、ドル円は114.42でした。いっぽう先週末の終値はドルランドが14.0725、ドル円は117.91です。ドルランドがほぼ同水準にあるのに対して、ドル円は3%ほど円安が進行していることがわかります(チャート参照)。最近のランド円におけるランド高・円安の動きは、ほぼドル円における円安が要因となっているわけです。

ここにきて、直近の対ドルでの緩やかなランド高トレンドの動きも収まり、対ランドでもドル買いの傾向が出てきました。ランド円に関して言うならば、ここまでの上昇トレンドにいったん踊り場を形成しやすい流れとなってきたと言えるでしょう。

       ランド円 ドルランド ドル円 四時間足

       ランド円 ドルランド ドル円 四時間足

今週はクリスマス休暇を前にいったんドル円での調整が入りやすく、長期的に120円を目指す流れであっても短期的には先週の118円台半ばで目先の高値をつけた可能性が高いと考えられます。上記の通り、ドルランドの面からも踊り場を作りやすいのであれば、どちらかと言えばランド円の上値は重たくなると考えることが自然です。

今週はランド円も先週高値を見て短期的な調整の週と考え、8.20レベルをサポートに、8.45レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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