ユーロ円 “ユーロ強気”の流れ(24/7/3)

昨日の海外市場では、ユーロ/円は高値圏で堅調に推移して終えています。

ユーロ円 “ユーロ強気”の流れ(24/7/3)

“ユーロ強気”の流れ

昨日の海外市場では、ECB主催の会合で、パウエルFRB議長がディスインフレ傾向再開の兆しを示唆したことから、金利が緩み、ユーロが対ドルで堅調に推移したことや、NY市場で発表されたJOLTS(米雇用動態調査)が予想を上回り、長期金利が上昇に転じてドル買いが優勢となりましたが、円がより売られる展開となったことから、ユーロ/円は高値圏で堅調に推移して終えています。
チャートを見ると、直近の日足は寄せ線に近い形の足で終え、寄り付き水準に戻して引けています。軽い下値抵抗にも跳ね返されており、短期トレンドは強い状態を維持しています。
一方で、直近の日足が上昇エネルギーの強いものではないので、今日については上値余地も限られる展開が予想されます。
上値抵抗は173.70-80,174.00-10,174.70-80,175.00-10に、下値抵抗は173.10-20,172.70-80,172.30-40にありますが、172円を割り込んで終えた場合は、6/14に付けた167.54を直近安値とする短期的なサポートラインを下抜けて下値リスクがやや高くなります。

“ユーロ強気”の流れ

ユーロ円日足

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