ドル円161円台半ば、じりじりと高値を伺う動き (7/3午前)

3日午前の東京市場でドル円は、161円台半ばでじり高推移。

ドル円161円台半ば、じりじりと高値を伺う動き (7/3午前)

ドル円161円台半ば、じりじりと高値を伺う動き

3日午前の東京市場でドル円は、161円台半ばでじり高推移。朝方161.44レベルで取引の始まったドル円は、小幅ながら午前中ほぼ一方向で上昇。東京時間正午現在は高値161.65での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が上昇した流れを受け買いが先行。日経平均の4万円乗せ、円安進行も好感され、その後もじりじりと値を伸ばす展開となりました。米ナスダック総合指数が史上最高値を更新したことから、情報技術系銘柄に買い安心感も広がり、結局350円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、ECB主催のフォーラムでFRBのパウエル議長が最近の米国のインフレデータについて「ディスインフレの軌道に戻りつつあることを示している」等と述べたことから、米国序盤に米長期金利が急低下。ドル円も、161.60レベルから急落し、一時161.27の安値をつけました。しかしその後発表された5月のJOLTS求人件数が予想外の伸びを見せたこと等で戻し、161.47付近で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、引き続きドル買い意欲の強い中、昨日つけた年初来高値161.74や162.00を試す動きが続いています。
一時的とは思われますが、米国をめぐる金融市場の関心の中心が、トランプ優勢に大きく傾きつつある米大統領選にシフトしており、ISM指数等の弱い米指標や、パウエル議長のハト派的発言も短時間で消化されている印象です。この分では週末の米雇用統計も余程弱い数字が出ない限り、本格的なドル売りへの方向転換にはつながりにくいものと思われ、しばらくドルの堅調地合いは継続しそうです。 

ドル円161円台半ば、じりじりと高値を伺う動き

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