3. ユーロ円　上値余地を探る動き。強い上値抵抗にぶつかる可能性も（24/5/1）

ユーロ円　上値余地を探る動き。強い上値抵抗にぶつかる可能性も（24/5/1）

昨日の海外市場では、ユーロも対ドルで下落しましたが、朝方からの円売りの流れが継続したことから、ユーロ/円は小反発して終えています。

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ユーロ円　上値余地を探る動き。強い上値抵抗にぶつかる可能性も（24/5/1）

上値余地を探る動き。強い上値抵抗にぶつかる可能性

昨日の海外市場では米1−3月期雇用コスト指数が+1.2％と市場予想を上回り、長期金利が上昇したことから、ドル全面高、円独歩安の展開となりました。ドル/円が東京市場寄り付きからドルの買戻しの動きが強まる中、海外市場に入っても良好な米経済指標を受けたドル買いで円が続落、ユーロも対ドルで下落しましたが、朝方からの円売りの流れが継続したことから、ユーロ/円は小反発して終えています。

チャートを見ると、日足は昨日の東京市場で前日足から下寄りのスタートとなりましたが、ドル/円での円売りが強まったことからユーロ/円も反発に転じ、陽線で切り返して終えています。上値トライの可能性に繋げており、また、下値を切り上げる流れにも変化が認められませんが、前日の大陰線の影響を受けた状態にあることから、急伸にも繋がり難く、続伸した場合でも168円台後半から169円台半ばにかけての強い上値抵抗をクリアし切れない可能性も高いと見ています。
一方で下値を切り上げる流れに変化が認められないことや、165円台後半の下値抵抗に跳ね返されており、短期的なトレンドの崩れも認められない状態です。但し、166円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、163.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化します。
上値抵抗は168.40-50，168.90-00，169.40-50，170.00-10に、下値抵抗は167.80-90，167.40-50，166.90-00，166.10-20にあります。

上値余地を探る動き。強い上値抵抗にぶつかる可能性

ユーロ円日足


（移動平均線　赤：21日、青：120日、緑：200日）

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