ユーロ円 上値余地を探る動きが継続(24/4/10)

昨日の海外市場では主要経済指標の発表がなく、また、10日に米CPIの発表を控えていることから小動きに終始しました。

ユーロ円 上値余地を探る動きが継続(24/4/10)

上値余地を探る動きが継続

昨日の海外市場では主要経済指標の発表がなく、また、10日に米CPIの発表を控えていることから小動きに終始しました。円については日銀が物価見通しを引き上げるとの観測報道で円買いがやや優勢となる場面がありましたが大幅な円高には繋がりませんでした。
NY市場で米長期金利が緩んだこともあってドル/円でのドルの上値が抑えられたことも影響してユーロ/円は小反落して引けています。

チャートを見ると、直近の日足は小陰線で終えています。165円台乗せに失敗しましたが、下げエネルギーの強いものではなく、また、下値を切り上げる流れを維持しており、165円超えを再度トライする可能性に繋げています。165.20-30に強い抵抗が控えていますが、これを上抜けて終えるか165.50-60の抵抗をクリアした場合は、新たな上昇トレンド形成の動きに入った可能性が高くなり、一段の上昇に繋がり易くなります。
逆に、163.50-60に日足の下値抵抗がありますが、これを下抜けて終えた場合は、下値リスクがやや高くなります。この場合でも短期トレンドは162円を割り込んで終えない限り変化しません。
上値抵抗は165.20-30,165.50-60,166.10-20,166.70-80に、下値抵抗は164.30-40,164.00-10,163.50-60にあります。


※お知らせ:4/11(木)、4/12(金)の両日のコメントは休暇のためお休みさせて頂きます。

上値余地を探る動きが継続

ユーロ円日足

(移動平均線 赤:21日、青:120日、緑:200日)

オーダー/ポジション状況

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