調整下げが一巡した可能性が点灯
昨日の海外市場では、米ADP雇用統計が+184千人と市場予想を大きく上回ったことから、ドル買いが優勢となりました。その後に発表された米ISM非製造業景況指数が51.4と市場予想を下回り、上昇していた金利も低下に転じたことから、ドル/円でのドル下落が限定的な中で、ユーロが対ドルで買い戻される展開となり、ユーロ/円は続伸し、高値圏で引けました。
直近の日足を見ると、実体のしっかりとした陽線で終え、この足が3/20に付けた165.43を直近高値として上値を切り下げて来た流れから上抜けた位置で終えており、調整下げが一巡した可能性が点灯中です。164.60-70にやや強い上値抵抗が控えていますが、これを上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、165.20-30の抵抗上抜けて終えれば“ユーロ強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に163.20以下で終えた場合は、調整下げ一巡の可能性を打ち消して、再び下値リスクが高くなります。上値抵抗は164.60-70,164.90-00,165.20-30に、下値抵抗は163.60-70,163.20-30,162.80-90にあります。162円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
ユーロ円日足
(移動平均線 赤:21日、青:120日、緑:200日)
オーダー/ポジション状況
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