ドル円151円台での取引継続するも、やや下値を切り上げる (4/4午前)

4日午前の東京市場でドル円は、高値圏でのもみあい継続。

ドル円151円台での取引継続するも、やや下値を切り上げる (4/4午前)

ドル円151円台での取引継続するも、やや下値を切り上げる

4日午前の東京市場で、ドル円は高値圏でのもみあい継続。朝方、151.69レベルで取引の始まったドル円は、午前中151.54-71レンジでの20pipsに満たない小幅な値動きでの取引に終始。東京時間正午現在は151.70で取引されています。

日経平均株価は、週初から昨日まで900円以上下げた反動で、買いが先行。割安感からほぼ全業種で買われ、一時700円超上げる全面高の様相となりました。その後はもみ合いとなるも底堅く推移し、649円高の40,101.82円で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表された3月の米ADP雇用統計の強めの結果に、米長期金利が上昇。ドル円も一時151.95まで上げる場面がありました。しかしその後発表されたISM非製造業景況指数が悪く、特に仕入れ価格が4年ぶり低水準となったことで、米長期金利、ドル円ともに急反落、ドル円は151.60台に戻して海外時間の取引を終えています。FRBパウエル議長は、昨晩講演で、年初のインフレ率上昇が一過性のものか、今後のデータ見極める時間はあると発言しましたが、市場の受け止めはニュートラル、相場への影響は限定的でした。

テクニカルにはドル円は、高値圏での小動きの中、やや下値を切り上げる動きとなっています。市場は基本的には明日の米雇用統計待ちですが、本日も151.50レベルにある転換線が短期のサポートとなっており、終値ベースでの位置関係には一応注目です。 

ドル円151円台での取引継続するも、やや下値を切り上げる

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