ユーロ円 調整下げの可能性(24/3/8)

ユーロが対ドルで上昇し、ユーロ/円も162円台を回復して引けました。

ユーロ円 調整下げの可能性(24/3/8)

ユーロ円 調整下げの可能性

昨日の海外市場では、ECB理事会が市場の予想通り4会合連続で政策金利の据え置きを決定しましたが、その後ラガルドECB総裁が会見で6月の利下げの可能性を示唆したことからユーロ売りが強まり、ユーロ/円も160円台半ばまで続落しました。しかし、パウエルFRB議長が上院銀行委員会での証言で「利下げを確信するのはそう遠くない」との見通しを示唆したことから、ユーロが対ドルで上昇し、ユーロ/円も162円台を回復して引けました。

直近の日足は前日足から下寄りした位置に、下ヒゲが長く実体の小さい陰線で終えています。160円台半ばの下値抵抗に跳ね返されて押し戻されており、下値トライに失敗した形ですが、上値も切り下げており、調整下げ局面に入った状態にあることから、反発余地がまだ限られる展開が予想されます。また上値トライに失敗して160円を割り込んで終えた場合は調整下げに留まらず、下値余地がさらに拡がる可能性が生じます。逆に163円台を回復して終えれば調整下げ終了の可能性が高くなり、下値リスクがやや後退、163.60-70の抵抗を上抜けて終えれば“ユーロ強気”の流れに戻します。上値抵抗は162.30-40,162.70-80,162.90-00に、下値抵抗は161.50-60,161.00±10銭、160.50-60,160.00-10にあります。

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ユーロ円日足


(移動平均線 赤:21日、青:120日、緑:200日)

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