ユーロ円 “ユーロ強気”を維持。161.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯(24/3/4)

ユーロが対ドルでも買われたため、ユーロ/円は狭いレンジ内で揉み合いとなり、結局162円台後半で越週しました。

ユーロ円 “ユーロ強気”を維持。161.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯(24/3/4)

“ユーロ強気”を維持。161.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯

先週末の東京市場では日経平均株価が700円余りの急騰を示し、これを受けてドル/円が150円丁度近辺から150円台半ばまで上昇する流れとなり、ユーロ円も162円台前半から後半へと連れ高となりました。
海外市場に入ると、米ISM製造業景況指数が47.8と市場予想を下回ったことから金利が低下し、ドル売りが優勢となりましたが、ユーロが対ドルでも買われたため、ユーロ/円は狭いレンジ内で揉み合いとなり、結局162円台後半で越週しました。

直近の日足は、前日の陰線の値幅内に陽線が入り込んだ形となり、続落を食い止めています。単体では上昇エネルギーの強いものではなく、また前日の値幅のやや大きい陰線の影響を受けた状態にあることから、163.60-70にある強い抵抗を上抜けて越週するか、日足が164.20超えで終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。
上値抵抗は163.20-30,163.60-70,164.10-20に、下値抵抗は、162.40-50,162.10-20,161.40-50にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯します。
159.50以下で終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。

“ユーロ強気”を維持。161.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯

ユーロ円日足

(移動平均線 赤:21日、青:120日、緑:200日)

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