161.10超えならば一段の上昇、159円割り込むと下値リスク点灯
昨日の為替市場では東京市場休場で市場の動意が乏しい中、ECBの委員会メンバーであるイタリア中銀総裁の早期利下げを示唆する発言にユーロが対ドルで売られる展開となり、ユーロ/円もこれに連れて小反落して引けています。
日足を見ると、直近の日足は161.00-10の抵抗にぶつかって小陰線で終えています。強い上値抵抗を上抜けられずに終えており、上値の重い感がありますが、下げエネルギーの強いものではなく、また、日足の形状は崩れておらず、上値トライの可能性を残した状態です。上値抵抗は161.00-10,161.40-50,161.80-90に、下値抵抗は160.40-50,160.00-10,159.50-60にあります。161.00-10の抵抗を上抜けて終えれば一段の上昇へ。逆に159円を割り込んで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。可能性が低い状態ですが、157円台を割り込んで越週した場合は中期トレンドが変化します。
ユーロ円日足
(移動平均線:赤:21日、青:120日、緑:200日)
オーダー/ポジション状況
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