ユーロ円 上値余地を探る動き。一段の上昇の可能性が点灯中。(24/2/14)

米10年債利回りが4.31%まで大幅上昇したことからドル買いが優勢となる中、円は独歩安の展開となり、ユーロ/円は反発して引けました。

ユーロ円 上値余地を探る動き。一段の上昇の可能性が点灯中。(24/2/14)

上値余地を探る動き。一段の上昇の可能性が点灯中。

米1月の消費者物価指数(CPI)が、3.1%と前月比では低下したものの、市場予想の2.9%を上回ったことから、米早期利下げ観測が一段と後退、米10年債利回りが4.31%まで大幅上昇したことからドル買いが優勢となる中、円は独歩安の展開となり、ユーロ/円は反発して引けました。
日足を見ると、ユーロ/円は小陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。161.00-10にあった強い抵抗を上抜けたことにより上値余地がもう一段拡がり易くなっていますが、一方で、対ドルでのトレンドが弱い状態にあるので急伸にも繋がり難いと見られます。159円を割り込んで終えた場合は下値リスクがやや高くなりますが、158円割れで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しません。
上値抵抗は161.80-90,162.30-40,162.70-80に、下値抵抗は161.00-10,160.60-70,160.10-20にあります。

上値余地を探る動き。一段の上昇の可能性が点灯中。

ユーロ円日足

(移動平均線:赤21日、青120日、緑200日)

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