ユーロ円 上値余地が限られる展開続く(24/2/2)

ユーロ/円はつれ高となり、158円台前半から159円台まで反発して終えました。

ユーロ円 上値余地が限られる展開続く(24/2/2)

ユーロ円 上値余地が限られる展開続く

2/1のNY市場でISM製造業景気指数が予想を上回る好数値だったものの、新規市失業保険申請件数の増加やNYを基盤とする銀行持ち株会社NYCBの予想外の赤字決算と減配を受けて、地銀の健全性懸念が生じたことから、ドル金利が低下し、ドルが対ユーロ中心に売り戻される展開となる中、ユーロ/円はつれ高となり、158円台前半から159円台まで反発して終えました。

日足を見ると実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線で続落を食い止めています。下値トライに失敗した反動で上値トライの動きが強まると見られますが、上値を切り下げる流れに変化なく、下値リスクがまだ高い状態に変わりありません。一方で、日足の下値抵抗が157.40-50に、週足ベースで見た強い下値抵抗が156.00-10に位置しており、これらをすべて切り崩して156円を割り込んで越週しない限り、トレンドは大きく変化せず、調整下げの範囲内となります。日足の上値抵抗は159.50-60,160.00-10,160.60-70に、下値抵抗は158.40-50,158.00±10銭、157.40-50にあります。160.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に変化、161.20-30の抵抗を上抜けて終えれば“強気”の流れに戻します。逆に156円台を割り込んで終えた場合は中期トレンドも“ユーロ弱気”に変化します。

ユーロ円 上値余地が限られる展開続く

(移動平均線:赤:21日、青:120日、緑:200日)


ユーロ円日足

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