ユーロ円 テクニカル週報(2024年2月第1週)

ユーロ/円:上値余地を探る動き。160.50超えで終えれば“ニュートラル”に変化。161.30超えで終えれば下値リスクが後退。

ユーロ円 テクニカル週報(2024年2月第1週)

上値余地を探る動き。160.50超えで終えれば“ニュートラル”に変化。

161.30超えで終えれば下値リスクが後退。逆に157円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯

日足は2手連続陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げていますが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、下値リスクがより高い状態に変わりありません。但し、160.50超えで終えれば、“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが若干後退します。さらに161.20-30の抵抗を実体ベースで上抜けて終えた場合は、短期トレンドが変化して162円超えトライの動きへ。逆に日足の下値抵抗が157.70-80にありますが、157.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯、156円を割り込んで終えた場合は、中期トレンドも“弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなります。

日足の上値抵抗は160.40-50,161.20-30,162.40-50,163.10-20に、下値抵抗は159.20-30,158.80-90,158.40-50,158.00±10銭にあります。21日移動平均線は159.88に位置しており、若干上抜けて終えていますが“ダマシ”の範囲内です。しかし、120日、200日線は158.86と156.71に位置しており、中期トレンドをサポート中です。

上値余地を探る動き。160.50超えで終えれば“ニュートラル”に変化。

ユーロ円日足

一方直近の週足を見ると続落して越週していますが、直近の陰線の下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗して押し戻された形となっています。この反動で週初は上値トライの動きが先行するとみられます。週足ベースで見た強い上値抵抗が160.70-80にありますが、これを上抜けて越週するか、日足が161.20-30の抵抗を上抜けて終えた場合は下値リスクが後退、週足が161.50超えで越週した場合は、一段の上昇に繋がり易くなり、163円超えにある一段と強い抵抗をトライする動きへ。逆に、可能性が低いとみますが、156.50-60の抵抗を下抜けて越週した場合は新たな下落リスクが点灯、156円を割り込んで越週した場合は、中期トレンドも“弱気”に変化して152円方向への一段の下落リスクに要注意。

今週の週足ベースで見た上値抵抗は160.80-90,161.20-30,161.90-00,163.50-60に、下値抵抗は158.90-00,158.00±10銭、156.70-80にあります。31週、62週移動平均線は158.34と151.88に位置しており、中・長期トレンドは“ユーロ強気”の流れにあります。

上値は、160.20-30,160.60-70,160.90-00,161.20-30に強い抵抗がありますが、全てクリアして161.30超えで終えれば下値リスクが後退して162円超えトライの動きが強まり易くなります。下値は、159.50-60に軽い抵抗が、159.30-40,158.90-00,158.40-50,158.00±10銭に強い下値抵抗が控えており、全てを切り崩すほどの下落にも繋がり難いとみられますが、157.70-80の抵抗を下抜けて終えた場合は、下値リスクが点灯、さらに156円割れで終えた場合は、中期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。

上値余地を探る動き。160.50超えで終えれば“ニュートラル”に変化。 2枚目の画像

ユーロ円週足
(移動平均線:赤:31週、青:62週)

オーダー/ポジション状況

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