3. ユーロドル1.09付近、イベント前小動き　(12/1夕)

ユーロドル1.09付近、イベント前小動き　(12/1夕)

1日の東京市場でユーロドルは、一時1.09台を回復するも反落。

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ユーロドル1.09付近、イベント前小動き　(12/1夕)

ユーロドル1.09付近、イベント前小動き

1日の東京市場でユーロドルは、一時1.09台を回復するも反落。朝方1.0884レベルで取引が始まったユーロドルは、時間外の米長期金利が軟調に推移したことから序盤に上げて1.0913の高値をつけました。しかしその後は伸び悩んでもみ合いとなり、夕刻欧州勢参入後反落し、東京時間18:00現在は1.0895レベルで取引されています。全般的には明日未明のパウエルFRB議長の講演を前に方向感にかけ、小動きでした。

昨晩海外市場では、ユーロ圏の11月消費者物価指数がヘッドライン、コアともに市場予想を大きく下回り、一方で米シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回ったこと等から米長期金利が急上昇。ユーロドルはユーロ売り、ドル買い双方の要因が重なる形となり、米国時間に安値1.0879まで急落。1.0888で取引を終えています。

テクニカルにはユーロドルは、90日線、200日線を上抜けた21日移動平均線が1.0843付近を上昇中。当面のサポートとなりそうです。一方で昨日の下落で1.0934に位置する転換線を現状では割り込んでおり、短期的なレジスタンスとなっており、週末の終値との位置関係に注目です。

序盤の欧州主要株価指数は、ほぼ全面高の様相。今晩この後は、23:45に米11月製造業PMI確報、24:00には11月ISM製造業景況指数の発表が予定されています。尚、本日は25:00と28:00に2度パウエルFRB議長の講演が予定されており、発言が注目されます。

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