ユーロドルもみ合い後に急落
30日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。朝方1.0973レベルで取引が始まったユーロドルは、材料難から日中は1.0965-65を中心とした狭いレンジでもみ合いました。しかし、夕刻欧州勢参入後に発表された仏11月CPI速報値が、前月、事前予想を大きく下回る前年比+3.4%となったこと等で急速に値を下げ、一時1.0920の安値をつけた後、東京時間18:00現在は1.0922付近で取引されています。
昨晩海外市場では、独11月CPI速報値の予想を下回る結果等に欧州債利回りが低下。ユーロドルはアジア時間の1.10台を維持できず、1.09台後半に反落し、そのまま1.0970付近で取引を終えています。
テクニカルにはユーロドルは、本日一時転換線(1.0934)を割り込む動きとなりましたが、一旦サポートとして機能した形です。尚、本日現在の水準を終値まで維持できれば21日移動平均線が緩やかに上昇中の200日移動平均線をゴールデンクロスする見込みです。
序盤の欧州主要株価指数は、まちまちの推移。今晩この後は、22:30に米10月個人所得・消費支出、PCEデフレーター・コアデフレーター、米新規失業保険申請数、23:45には米シカゴ購買部協会景況指数24:00に米10月住宅販売保留件数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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