ランド円ショートコメント
先週の振り返りですが「フィボナッチ・リトレースメントの各水準を参考にして、7.65レベルをサポートに、7.85レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.71レベル、高値が7.90レベルと、予想レンジよりも高い水準での取引となりました。
先週のランドは中銀会合で現状維持としましたが、会合による影響は限定的で先週に限ってはドル円の動きの影響はそのまま出ていたと見た方が自然です。またテクニカルに短期トライアングルを上抜けたことで買いが強まり、現状は平行上昇チャンネルの中で底堅い動きになってきたと見ることが出来ます。
また今週は四半期末が重なりますので、基本的には動きが出にくく動きが出るとすると先週同様にドル円の影響が出やすいと見ていてよいでしょう。
テクニカルにはいつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。
短期トライアングル(青)を上抜けて上昇チャンネルへと変化してきていることがわかります。サポートは抜けたレジスタンス、レジスタンスはチャンネル上限となりますが、上値については4週前の高値7.93レベルを抜けられるかどうかで一段高を見られるかどうかに繋がります。今週はトライしても抜けられない可能性が高いと思います。
今週は7.75レベルをサポートに、7.95レベルをレジスタンスとする週とします。
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