トルコ円ショートコメント(2016年11月14日)

トランプリスクに対する反応という意味ではドル円が4.1%の円高、トルコリラ円が7.9%の円高と一時的ではありましたが、

トルコ円ショートコメント(2016年11月14日)

トルコ円ショートコメント

まず先週の振り返りですが、「32.00レベルをサポートに、33.50レベルをレジスタンスとする流れ」を見て、実際のレンジは安値が30.73レベル、高値が33.35レベルとなり、トルコリラ円も大統領選の開票とともに高値をつけ安値をつけという動きになりました。

トランプリスクに対する反応という意味ではドル円が4.1%の円高、トルコリラ円が7.9%の円高と一時的ではありましたが、トランプリスク+トルコ情勢に対する不安が市場参加者に重くのしかかったと考えられます。しかし、その後は33.18と下げ始める前の水準へと戻し、週末にかけてはもみあいでの引けとなりました。これは新興国通貨全般に言えることですが、トランプ新大統領の政策が新興国から米国へと資金を還流させるという面があり、ドル円とドルトルコリラを比べた場合に、トルコリラ安のスピードのほうが速かったという結果です。

トルコリラ円でも4時間足チャートを見てみます。

           トルコリラ円 四時間足

           トルコリラ円 四時間足

開票直後の東京市場での振れを除けばおおよそピンクの平行線で示した下降チャンネルの中でのトルコリラ安の動きを続けていると考えてよさそうです。引き続き同チャンネルの中で、チャンネルの下限に近付く値動きをしやすいと考えています。

今週はチャンネル下限にあたる32.20レベルをサポートに、先週の高値に近い33.30レベルをレジスタンスとする値動きを見ておきます。

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