ユーロドル、リスク選好強まり1.10台を回復
10日の東京市場でユーロドルはじり高後に値を伸ばす動き。朝方、1.0974レベルで取引が始まったユーロドルは、米株先物の上昇に沿った形で日中1.09台後半をじり高推移しました。夕刻欧州勢参入後は上げが加速し1.10台を回復。一時1.1019まで値を上げた後東京時間17:00現在は1.1008レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、イタリア政府が前日に突然発表した銀行の「超過利潤」に対する課税を一部撤回したこと等で米国時間にユーロドルは、一時1.0996まで値を戻す動きとなりました。その後は方向感を失いもみ合った後、1.0974レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、90日移動平均線(本日1.0934)と21日移動平均線(本日1.1066レベル)に挟まれての横ばい推移が継続中。両線もほとんど横ばいを続けており、チャートからは方向性はうかがえません。本日米CPI発表後に動意づいて上下を試すことになるか注目です。
序盤の欧州主要株価指数は、ほぼ全面高の様相。
今晩この後は、21:30に米7月CPIおよび米新規失業保険申請数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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