ユーロドル1.10台で小じっかり
25日の東京市場でユーロドルは1.10台後半を小幅反発。朝方、1.1064レベルで取引が始まったユーロドルは、日中じり高推移し夕刻1.1087の高値をつけました。ただ、欧州勢参入後に発表された7月の独IFO企業景況感指数の予想以上の悪化や、ユーロ圏の銀行の記録的な企業融資需要の落ち込み、米長期金利が急伸したこと等で値を下げて、東京時間17:00現在は1.1060レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、仏独欧州圏の7月製造業PMIが軒並み不冴えだったことから、ユーロドルは欧州序盤に1.1147レベルから、1.1066まで急落。その後も米長期金利の再上昇等に上値は重く、米国時間午後にかけて安値1.1060まで下落した後、1.1065レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、転換線を下抜けて、7/6安値1.0834から7/18高値1.1276までの上昇の半値戻し1.1055付近で下げ止まっています。同水準には基準線も位置しており、一旦のサポートになっています。またさらに下には1.1038レベルを21日移動平均も上昇中で、下値余地は限られそうです。
序盤の欧州主要株価指数は、軟調なスタート。今晩この後は、22:00に米5月住宅価格、ケースシラー住宅価格、23:00には米7月消費者信頼感、リッチモンド連銀製造業景況指数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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