ランド円ショートコメント(23/7/10)

実際のレンジは安値が7.41レベル、高値が7.73レベルと、予想通りに下抜けしたことから上値が重たい一週間となりました。

ランド円ショートコメント(23/7/10)

ランド円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが、「上値が重くなってきていること、テクニカルに下抜けしやすい流れになってきたことから、7.45レベルをサポートに7.80レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.41レベル、高値が7.73レベルと、予想通りに下抜けしたことから上値が重たい一週間となりました。

ドルランドはドル円同様に週前半は横方向のもみあいとなっていましたが、週後半にドル円では円買い戻しが目立った一方でドルランドではランド売りが目立ち、結果としてランド円は弱い値動きを見せることとなりました。ドル円の材料はドル円週報に書きましたので、そちらをご覧いただくとしてランドの材料は、電力関連の材料を先取りし過ぎたことによるランド買いのポジション調整もあったでしょうが、やはりテクニカルにトリプルトップのネックライン下抜けということが大きかったかと思います。

今週も特段新たな材料があるわけでは無いため、これまでの悪材料となってきた対米関係問題や将来では無く現時点での電力問題などがランドの上値を抑えやすい地合いです。また7月最終週ではあるもののFOMCで0.25%の利上げがほとんど織り込まれていることを考えると新興国通貨には売り材料となっていくことが予想されます。

テクニカルには、いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント

前回執筆時点でダブルトップ、現時点ではトリプルトップのネックラインが赤のターゲット7.58とほぼ重なり、同水準よりも上では戻り売りが出やすく、またターゲットの青のラインを達成したことでごく短期的には横方向のもみあいとなる可能性が高いように思えます。

今週も7.45レベルをサポートに、7.65レベルでの戻り売りを考える週とします。

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