ユーロドル1.07台前半、小動きながら底堅い動き
8日の東京市場でユーロドルはじり高推移。朝方1.0699レベルで取引が始まったユーロドルは、日中小動きながら徐々に値を上げる動きとなり、1.07台を回復。夕刻欧州勢参入後一旦下げたものの1.07割れには至らず、その後は1.0734レベルまで上値を広げ、東京時間19:30現在は、1.0728レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、ECB関係者のタカ派発言等で、米国序盤にかけてユーロドルは高値1.0739まで急伸しました。しかしその後、カナダ中銀が予想外の政策金利引き上げを再開したためユーロドルは急反落。一時1.0691の安値をつけ、1.0700近辺で東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、本日も一目均衡表の「雲」の下で本日1.0707レベルの転換線に絡んでの推移が続いており、方向感に欠ける状況。1.0768レベルまで低下しつつある21日移動平均線が上値を圧迫している点も同様です。
序盤の欧州主要株価指数は、おおむね堅調推移。今晩この後は、21:30に米新規失業保険申請数、23:00には米4月卸売売上高の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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