ユーロドル1.06台後半で上値の重い展開
1日の東京市場でユーロドルは、1.06台後半で方向感に欠ける動き。朝方1.0689レベルで取引が始まったユーロドルは、序盤につけた1.0697を高値に日中は小動きながら上値の重い展開となりました。午前中には米債務上限停止法案が下院を通過、事実上のデフォルト回避が決まりましたが、ユーロドルの反応は限定的でした。その後は1.0680レベルで欧州時間となり、欧州勢参入後はやや下値を広げ1.0662の安値をつけたものの切り返し、欧州株が堅調に始まったこと等から切り返し、東京時間18:00現在は1.0686レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、好悪入り混じる米指標や米長期金利の動向に振り回される形で1.06台を中心に上下に振れる動きとなりました。しかし結局方向感は出ず、1.06台後半に戻して東京時間につないでいます。
序盤の欧州主要株価指数先物は、米債務上限問題が事実上決着したこと、FRB高官の一部から昨日6月の利上げに慎重な姿勢が示されたこと等を受けてほぼ全面高。今晩この後は、20:30にECB理事会議事要旨公表、21:15に米5月ADP全国雇用者数、21:30に米新規失業保険申請数、22:45米5月製造業PMI、23:00には米5月ISM製造業景況指数および米4月建設支出の発表等が予定されており、盛りだくさんです。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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