ユーロドル夕刻一時1.07割れ、3連休明けの米英勢の出方要注視 (5/30夕)

30日の東京市場でユーロドルは夕刻にかけ急落。

ユーロドル夕刻一時1.07割れ、3連休明けの米英勢の出方要注視 (5/30夕)

ユーロドル夕刻一時1.07割れ、3連休明けの米英勢の出方要注視

30日の東京市場でユーロドルは夕刻にかけ急落。朝方1.0708レベルで取引が始まったユーロドルは、時間外の米長期金利の低下や米株先物の軟調に午前中1.0726まで上昇しました。しかし、午後に入り金利、株先物ともに反発すると、ユーロドルも値を下げ1.07割れを示現。一時1.0673の安値をつけたものの切り返し、東京時間18:30現在は1.0700レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、米英祝日で休場の中、ユーロドルは1.07台前半で軟調推移。特に米国時間はレンジ1.0706-19のごく狭いレンジでの取引に終始し、1.0709レベルで東京時間につないでいます。市場は3連休明けの英米勢の出方待ち。週末に米債務上限問題の合意が成立し、ほぼめどが立った状態となったものの、昨晩は反応に乏しく、今晩、特に米国時間にリスクオン再開の動きが強まるか、このまま一旦材料出尽くし感が支配し、週末雇用統計までの様子見となるのか要注視です。

テクニカルにはユーロドルは、昨日まで5営業日ローソク足の陰線を続きユーロ売り地合いを継続。3月安値1.0516から4月高値1.1095までの上昇の61.8%戻しをクリアし、76.4%戻し1.0516を目指す勢いです。

序盤の欧州主要株価指数は、おおむね堅調推移。今晩この後は、22:00に米3月住宅価格、ケースシラー住宅価格、23:00に米5月消費者信頼感、23:30にはダラス連銀製造業活動指数の発表が予定されています。

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