ランド円ショートコメント(23/5/29)

実際のレンジは安値が7.00レベル、高値が7.23レベルと、予想レンジよりも若干底堅い値動きの一週間となりました。

ランド円ショートコメント(23/5/29)

ランド円ショートコメント(23/5/29)

まず、先週の振り返りですが、「通常のレンジ(値幅)に戻ると思い、6.90レベルをサポートに、7.20レベルをレジスタンスと上値は重い週」を見ていました。実際のレンジは安値が7.00レベル、高値が7.23レベルと、予想レンジよりも若干底堅い値動きの一週間となりました。

先週のランドは最大の注目が中銀の政策金利発表でしたが、予想通り0.5%利上げを行い8.25%としました。市場の反応は利上げ直後に週間高値圏から安値圏へと売られる動きを見せましたが、イベント通過による売りという感じでした。最近は他の国でも利上げ後に材料出尽くしで下げるといった動きが見られます。イベント通過後は、ファンダメンタルに戻るとなると特に南アでは国内経済の悪さがランド売りにつながりやすいということになります。

今週は重要な経済指標も特にありませんので、テクニカルに見て行きます。いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)をご覧ください。

ランド円ショートコメント(23/5/29)

5月高値と安値の間にフィボナッチの23.6%、50%(青)、61.8%を引いてあります。特に理由はありませんが、最近は23.6%(7.02)水準を下限に、61.8%(7.25)を上限とする展開が続いています。週末の引けもこのレンジの中央近辺でした。

今週も基本的にこのレンジの中での推移が考えられますので、キリの良いところで大台7.00レベルをサポートに、7.25レベルをレジスタンスとする週を考えておきます。

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