3. ユーロドル欧州時間に入って急落、一時1.09割れ　(5/12夕)

ユーロドル欧州時間に入って急落、一時1.09割れ　(5/12夕)

12日の東京市場でユーロドルはじり高後に急落。

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ユーロドル欧州時間に入って急落、一時1.09割れ　(5/12夕)

ユーロドル欧州時間に入って急落、一時1.09割れ

12日の東京市場でユーロドルはじり高後に急落。朝方1.0916レベルで取引が始まったユーロドルは、日中小動きながら底堅く推移し、夕刻欧州勢参入後に1.0935の高値をつけましたが、特段の材料もないままに17時前に急落。一時1.0899の安値をつけ昨晩安値を下回り、東京時間18:30現在は1.0905レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、一部の米地銀株が再び急落するなど米国発の信用不安問題が再燃する兆しを見せたことから、対ユーロでは有事のドル買いとなり、また、欧州債利回りにも低下がみられたことからユーロドルは海外時間に急落。一時1.0900の安値をつけました。発表された米4月PＰＩが弱かったことによるドル売りは一時的で、その後はむしろ株価の急落に追随する形でユーロ売りが進んだ形です。

テクニカルにはユーロドルは、昨晩からの下落で21日移動平均線や基準線を明確に下放れ、ユーロ売り地合いが強まっています。序盤の欧州主要株価指数は、おおむね堅調推移。今晩この後は、21:30に米4月輸入物価指数、23:00には米5月ミシガン大消費者信頼感速報値の発表が予定されています。

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