ユーロドル1.09台半ば、欧州時間に入り急落 (5/2夕)

2日の東京市場でユーロドルは、反発後に急落。

ユーロドル1.09台半ば、欧州時間に入り急落 (5/2夕)

ユーロドル1.09台半ば、欧州時間に入り急落

2日の東京市場でユーロドルは、反発後に急落。朝方、1.0973レベルで取引が始まったユーロドルは、日中じり高推移し、夕刻欧州勢参入後に1.10台を回復しました。しかしECBの調査で1‐3月の欧州圏の銀行貸し出しが予想以上に抑制されたことが明らかになると、4日のECB理事会で大幅な利下げの可能性は低いとの見方が広がり、ユーロドルは急落。一時1.0948まで値を下げて、東京時間19:30現在は1.0954レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、米ISM製造業景気指数の予想を上回る結果に米国時間に米長期金利が急上昇。ユーロドルは高値1.1036から1.0964まで下げて、安値圏で東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨晩からの下落で転換線を下放れ、当面のサポートと目されていた21日移動平均線(本日1.0969レベル)も下抜けつつあります。今のところ1.0942レベルの基準線がサポートしていますが、その水準を下抜けると1.0787レベルの90日線までの下値余地が広がりそうです。

序盤の欧州主要株価指数は、おおむね軟調推移。今晩この後は、23:00に米3月製造業受注の発表が予定されています。

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