ユーロドル1.10台でもみ合い、昨晩年初来高値更新後も底堅い
27日の東京市場でユーロドルは1.10台で方向感に欠ける動き。朝方1.1041レベルで取引が始まったユーロドルは、日中はもみ合いながらもじり高推移し、夕刻1.1064の高値をつけました。しかし欧州勢参入後は反落。やや値動きの荒いもみ合いとなり、東京時間18:30現在は1.1048レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、米長期金利低下、独仏消費者信頼感の改善、ECB関係者のタカ派発言等に一時1.1095まで急伸、年初来高値を更新しました。その後はやや戻し、1.1041レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、昨晩の上昇で約1年1か月ぶりの高値をつけています。日足では上方向にレジスタンスらしいレジスタンスが見当たらず、200週移動平均線のある1.12付近、21年5月の高値1.2349から昨年9月安値0.9536までの下落の61.8%戻し1.1274等が次のターゲットになりそうです。
序盤の欧州主要株価指数は、おおむね上昇推移。今晩この後は、21:30に米新規失業保険申請件数、米１QGDP、個人消費、コアPCE、23:00に米3月中古住宅販売件数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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