オーストラリア 2月小売売上高の予想(23/3/27)

前回1月は予想を上回り、数値自体は大きな伸びとなっています。12月が▼4.0%でしたので、その反動とみられます。

オーストラリア 2月小売売上高の予想(23/3/27)

2月小売売上高の予想

(発表3月28日、日本時間9時30分予定)

前回1月は予想を上回り、数値自体は大きな伸びとなっています。12月が▼4.0%でしたので、その反動とみられます。年率では1月が7.5%、昨年12月7.4%、11月7.7%ですから悪くない数値でした。因みに今回予想通りの結果なら年率では6.4%になります。
下図を見ると、昨年6月〜10月の伸びが大きく、コロナ後の高い回復トレンド(黒)の上限に沿っていましたが、12月の悪化で一気に低い回復トレンド(赤)まで下がり、その後はこの両線内で推移しています。今回予想通りなら、まだ昨年11月の高値を越えていませんが、決して悪い数値ではないと思います。
また前月の内訳は全ての項目が前月比プラスとなりました。高い順から、百貨店(+8.8%)、衣料(+6.5%)その他小売(+2.9%)外食(+1.2%)家庭用品(+1.1%)食品(+0.3%)の順でした。

2月小売売上高の予想

(3月27日12時00分現在)

小売売上高

2018年12月を100にしたもの
(コロナ後の低い回復トレンドは赤い線、高い回復トレンドは黒い線で記載しています。今回予想は青矢印)

小売売上高

豪ドル対米ドル相場はシカゴポジション378をご参照願います。


下図は豪ドル米ドルの月足チャートです。2013年4月高値からの抵抗線A(=0.7410)、そこから平行に下したB(=0.4550)で10年に亘る豪ドル安トレンドを継続しています。この間のC(=0.7140〜0.7170ゾーン)が目先の横抵抗線になっていて、何度か上下の分岐点になっています。特に2022年6月以降は、Cを切ってから昨年8月、今年1月・2月の高値になっています。一方、2020年3月底値(=0.5510)からのサポートD(=0.6320)があり、もしこれを下回ると、0.5510とBへの方向性が出てきます。また3月寄り値は0.6733ですので、今週末にこれを越えられるかを見たいと思います。

小売売上高 2枚目の画像

(2023年3月27日14:45、1豪ドル=0.6650米ドル)

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